空模様

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Posted by チエ on  | 

これまでにないことをやってみる 其の六

IMG_1504.jpg


【これまでにないことをやってみる 其の一】
【これまでにないことをやってみる 其の二】
【これまでにないことをやってみる 其の三】
【これまでにないことをやってみる 其の四】
【これまでにないことをやってみる 其の五】
からの続き


文京区の「新たな公共プロジェクト」(其の一を参照ください)の一環にある
「文京社会起業アクション・ラーニング講座」の企画発表の場である社会起業フェスタにて、
発表してみないかとお誘いを受けて、やってみようという気持ちになり資料を作り始めたが
そこで、あらたに気づいたことがある。


やはり、私が「哲学対話の場」にひかれるその根底には
「これまで、話したいことが話せなかった」という気持ちがあるのだ。

私自身も、あらためて考えていることを話そうとすると
「むずかしそうなこと考えてるのね」と言われ、その先を話すことは適わなかった。
ひとりで考えているだけでいいと思うようになった。


哲学対話の活動をすすめている梶谷真司さんが

まず、「なんでも言っていい場」って、この世の中に本当にないんだよ。
「飲み会とか、お茶をしている時とか、気楽にしゃべってるかもしれないけど、
実は「言っちゃいけないこと」「聞いちゃいけないこと」ってすごくたくさんあるんだよね。
その場の空気を盛り下げるような発言なんて、絶対にできない。
それをやっちゃう人は、集団から排除されてしまうんだよ。

ということをおっしゃっていた。
この発言は、以下の記事に詳しい。

考える自由のない国―哲学対話を通して見える日本の課題
https://www.projectdesign.jp/201601/ningen/002667.php


梶谷さんは、哲学対話におけるルールを以下のように提示してくださっている。

①何を言ってもいい
 空気を読んでいわないという気遣いは不要
②人を否定したり、茶化したりしない
 発言が恥ずかしくなったり、わざと注目を浴びるために発言することを防ぐ
③発言せず、ただ聞いているだけでもいい
 話さない自由があって初めて、なんでも話す自由がある
④お互いに問いかけることが大切
 積極的に質問する場であることを確認し、お互い安心して問いかけられるように
⑤知識ではなく、自分の経験に即して話す
 経験の優劣なし 誰でも対等に話ができる
⑥話がまとまらなくても、意見が変わってもいい
 何かを決める場ではないので、問題なし
⑦わからなくなくってもいい
 わからなくなったのは理解が深まった証拠

(ファシリテーターは、場を安全に保つために交通整理の役割をつとめたりします)


文京社会起業フェスタ(今年の開催名は「文京社会起業アクション・ラーニング講座交流会」だった)
でのプレゼンテーション後、発表を聞いてくださった方からいただいたことばのなかで
ハッとしたのは、「それによってあなたがどう変わったのか」という問いかけだった。

役に立つとか、効果があるとか、そういうことではなく
「14歳からの哲学」を教科書とした読書と対話の会によって
私自身がどう変わったのか、は語らねばならないところだろう。

言い換えてみれば、私のこの変容の物語は
私自身のグリーフケアだったとも言える。

他の人には、そのままあてはまらないだろうし
そんな変容は起こらないと言われるかもしれない。
でも、私自身は「14歳からの哲学」から発せられている
「生きているってどういうこと?」という問いかけによって、
日々がwonderfulになったのだ。

そして、大学の実践研究発表会でも発表してみようという気になったのだから。
これって、私にとってはすごいことなのだ。
人前に立って発表するなど。

「話したいことは話せなかった」と最後の授業で言ってしまった私が
話したいことを話せるようになったと先生方にご報告できればと思っている。


20170312.png

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