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空模様

 スピリチュアル・ケアとは、なにか。なんだろう。

私が今、学校でまなんでいるものは
「グリーフ・ケア」「スピリチュアル・ケア」と名付けられている。

「グリーフ」とは悲嘆。
日々の生活の中には「誰かにこんなこと言われた」とか
「落とし物やなくしものをしてしまった」など小さな悲嘆はさまざまにある。

大きな悲嘆は、重病を抱えたり、自らの死期を目前にすることだったり。
また愛する人に先立たれることだったり。
老いることだったり。
生きることさえも苦しみだと感じている人もいる。
私もそうだったな、と思う。


そのような状況にある人たちは身体的な苦痛や心の苦痛を超えた苦痛に苛まれる。
それはそれまでに経験のない痛みである。
そうした嘆きや痛みに対応し、緩和するものがグリーフケア、スピリチュアルケアと言える。

グリーフもスピリチュアルも、日本では浸透しにくいことばで、
そのケアをまなんでいると言ってみても、理解されにくい。

「スピリチュアル」ということばは、日本ではなにか特別なものだったり、
胡散臭いものという捉え方もされているように見受けられるので、
さらに使いにくいことばである。
私自身も、他者に発する時には非常に慎重になる。

スピリチュアル、スピリチュアリティ。

もとはもとはラテン語のspiritusに由来し、息や呼吸を意味する。
泥(アダマー)に神が息を吹き込むことにより、人間(アダム)が創造された
と旧約聖書「創世記」では述べられており、
神という大いなるものによって生かされているというのが、
いわゆる「宗教(多分にイスラム教、キリスト教などに代表される創唱宗教)」に生きる人の考えである。

一般的には「霊的な」「精神的な」という意味と解釈される。
おそらく日本語としては、「こころ」といってもいいと私は思っている。
「魂」ともいえるかと思う。

では、こころとはなんだ?魂とはなんだ?
私には「そうなんだろうな」と確信していることがある。
私が確信していることというだけで、それが正解というわけではない。
それがなんなのかはここでは記さないが、
みなさんに問いかけることで、ひとりひとり考えるきっかけになればと思う。

魂を癒すこと、痛めてしまったこころを慰めること。悼むこと。
ことばで捉えられるほど生易しいものではない。自分自身の全人格が問われる。

スピリチュアルケアって何?
「痛みから遠ざかったり、痛みを消し去ってしまおうと闘いを挑むのではなく、むしろ、痛みに接近し、まさに【魂の発信する叫び(メッセージ)】に周波数を合わせ、聴き受け止めようとする姿勢・あり方、非常に忍耐のいることですが、ここに、スピリチュアルペインのケアのポイントが凝縮されているように思います」



今を生きる人々すべてに必要なことだと私は思っている。
ケアされること。
「そんなん必要ないわ」と思っている人にさえも、
直接のアプローチはせずともひそやかに届きますようにと祈っている。

なので、こういう発信を時々していく。

私がグリーフケア研究所でまなぶようになってからのこと、
そして先日おこなわれた病院実習でのことも、
相対した事例については書き出せないが、
私個人が感じたことをまたあらためて書き出していこうと思う。

IMG_7358.jpg
実習をさせていただいた病院の窓から。初日からしばらくは雨が続いた。

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