空模様

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Posted by チエ on  | 

タイムスリップ

日本橋で買い物して丸の内へふらり。
松丸本舗がなくなって、
丸の内はすっかり縁遠くなってしまった。

まぁせっかくきたので丸善でもと思ったのだが
そういえばKITTEは未踏だったなと思い立ち、足をのばす。

広い空間が気持ちよかった。
そして入っているお店の雰囲気がいい。

ふらりと二階へあがるとなにやら
気になるにおいがする。
実際に匂う訳ではないが
こっちこっちとなにものかが呼ぶのである。

入っていくと、おびただしい数の骨格標本。
時を経て飴色になった展示ケースの中で
整然として並んでいる。
理科室の隣にあるその準備室。
そんな陰鬱さはないが、
恐いもの見たさ、どこか憧憬にも近い想いで近づいた
あの部屋に入ったかのような心地がした。


その空間の名前は
「インターメディアテク」。
http://www.intermediatheque.jp/
日本郵便株式会社と東京大学総合研究博物館が
協働で運営をおこなう公共貢献施設だそうだ。

展示についての、それぞれの説明が
もう少し欲しいところ。
ここでは、標本というよりオブジェという感覚?

けれども動物たちの骨格標本は
繊細で、見ていてまるで飽きない。

臙脂色した座り心地のよいソファにもたれながら
火星の写真をみる。
地表のうねりが迫ってきて、
意識はどこかへ飛んでいく。
少しまどろんだ。
多分、その隙に旅をしたんだろう。
少しからだがふわふわしている。

ひとりだったら何時間でもいられそう。
無料でここまでトリップできるのならば
わざわざ丸の内を訪れる理由に十分なる。

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Category : いつものこと
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お江戸でござるが…

買い物をしに日本橋へ出かけた。
「お買い物」というだけでも十分なハレの日である。
そして、日本橋にいくというだけで
花のお江戸、東京へという気持ちで
妙にテンションがあがる。

東京に引っ越すと言った時に
関西に住む友人、知人の多くが
「東京かぁ、東京なんてよぉ住まんわ」と言った。
東京と一口にいっても、
テレビで取り上げられる場所だけがすべてではない。
私が住んでいる練馬は、
大阪の高槻と雰囲気はさほど変わらないし
むしろ高槻の方が街かもしれない。

外濠の内側へ行く
それこそが、私には
東京に向かうのだと肌がざわめく感覚なのだ。
いや、東京ではなく
お江戸だ。
外堀通りの内側に入っていく時
私の目には、江戸のフィルターがかかっている。

なにがあるわけでもない日本橋。
興味のない人が行っても、
おもしろいことのないビジネス街ですがな。
けれども私の目には、
橋の上を往来する行商人が
ひしめきあって映るのである。

買い物は、お世話になる方々へのおみやげ。
東京にもおいしいものたくさんあるのだろうが、
おみやげにしたいものとなるとピンとこない。
私も食べたことがあって、お気に入りのものを贈りたいと思うと、
おのずと選ぶのは関西のものばかり。

はれまさんのちりめんじゃこ、
たねやのふくみ天秤、
クラブハリエのバウムクーヘン…

しかし、日本橋で
しかも三越で買ったと思えば
なんだか豪勢な贈り物に思えてくる。
私の独りよがりに違いないが。


東京で、クラブハリエの焼きたてバウムクーヘンに再会できるとは!(涙)


お気に入りのものたちを手に入れて
帰路につく。
自分のものではないが、
晴れ晴れしい気持ちである。

お買い物というものは
こういう気分でするものだ
ということを長らく忘れていたが
「日本橋に行く」ということで
幼き時代、昭和の一大事の一つを思い出せた。

あれ、江戸から昭和か。


また、そう遠くないうちに参内できますように。


Category : いつものこと
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2億5000万年の旅

いわきを旅するのに
地の歴史をたどりたいと思っている。


三葉虫からアンモナイト、首長竜の化石
そして石炭、温泉、ハワイアンズ、原子力。
ざっと2億5000万年をめぐる旅。

地球上に、パンゲアという大きな大陸があった頃
後世、日本と呼ばれる島はもちろん今のカタチではなく、
そのパンゲアのほぼ真北に位置していたと推測される。
http://ja.wikipedia.org/wiki/パンゲア大陸
http://rocketnews24.com/2013/06/06/337359/


三葉虫の化石が日本で見つかることは
とても珍しいことだそうだ。
いわきでは四倉の高倉山で発掘されている。
三葉虫の化石が発掘される層は
パンゲア大陸として存在していた
古生代二畳紀(ペルム紀)で、約2億5000年前のもの。
http://www.kubinagaryu.com/fossil_koseidai001.htm

またいわき四倉では、
フタバスズキリュウ、アンモナイトなどの
化石も、見つかっている。
この地層は8900万年前のもの。
(そういえば、「あまちゃん」の北三陸でも
琥珀や恐竜の化石が発掘されたという設定があったね。
http://ottsan.blog.so-net.ne.jp/2013-09-28-6


3500万年前には、
海岸沿いは豊かな森や湿原が広がっていた。
繁茂した植物はやがて地下で炭化して、石炭となる。

福島の浜通りから茨城にかけて埋蔵されている石炭は、
首都圏を支えるためのエネルギーとなるが
やがてその位置は石油に取って代わられる。
炭坑斜陽化による収益の悪化を観光業に転じさせたのが
常磐興産の常磐ハワイアンセンター、今のハワイアンズ。
1tの石炭を掘るために40tの湯を廃棄するほどの
湯量があり、その温泉を利用した。



福島県庁は産業誘致のため電源開発に努力していたが
エネルギー改革によって石炭産業と林業が衰退、
あらたなエネルギー源を探していた。
・海岸線が単調
・人口希薄
・30メートルの断崖
という点で福島の海岸は好適地とされた。
浜通りは送電線の建設コストでも有利だった。
正式に原子力産業の誘致を福島県庁より申し入れたのが
1960年5月。
1961年9月より東京電力と交渉をはじめた。
続いて双葉町議会、大熊町議会ともに原子力発電所誘致議決。
1966年6月より埋め立て、敷地造成等の工事を開始。
1971年3月26日、1号機公式運開。
2011年3月11日、東日本大震災。
3月12日15時36分頃、1号炉水素爆発。

…以上、ざざーっと簡単に。



福島の浜通りをいわきから訪ねるならば
富岡町の、現在の警戒地区(帰宅困難区域)
手前ぎりぎりまで訪れ
そして第二原発にて放射線チェックを受けたり
石炭化石館を訪れて悠久の時を感じたり
さらにはハワイアンズのポリネシアンショーは
実はエネルギー政策から転じたアイデアだったことや
温泉の湯はこの地にふりつむエッセンスを含んだものだと
感じることをおすすめしたい。



被災地を訪れるという名目で組まれたツアーで
ハワイアンズを訪れることに対して
「被災地行くのに、そんな娯楽、いいの?」
というコメントを見ることがある。

この地の歴史をたどれば
ハワイアンズを訪れることは
物見遊山では決してない。
ただし、ツアーを主催する側は
それについて、参加者に話をする必要があると思う。


いろんな人をいわきに連れて行って
いっしょにいわきのことについて語りたい。
私が誰かをいわきに連れて行く時には
地理と地質の話は欠かせないもの。







10月5日訪れたいわきアンモナイトセンターにて。



FBで少しやりとりしたことから
いわきという地名と、地盤について調べてみた。

◎いわきの地名
昭和41年、合併の際、往古の奥州磐城の国、磐州、磐城平藩があったことから旧国名「いわき(磐城)」を借名。古くは718年、「続日本紀」に陸奥国石城郡とみえる。「イワキ」の由来は、「石の砦」の意・「イワ(岩)キ(城)」とする説、温泉の湧く場所の意・「ユ(湯)ワキ(涌)」とする説、アイヌ語の「イワ・ケ」(岩のところ)とする説などがある。また木の化石・「石木」が出土したことに由来する説や石炭の出る場所の意・「イワ(岩)キ(木)」とする説もあるという。

◎いわしろ
5世紀当時には現在の福島の領域は、石城国または石背国に属した。
福島県域は岩盤が固くて地震が少ないから「岩代国」と呼ぶ、という説があるが、これは「岩」という文字のイメージから生まれた俗説である。岩代国の由来は石背国にある。石背国の読み方は本来「いわせ」であったが、後に山背を「やましろ」と読むのに習って「いわしろ」とも読むようになったと思われる。明治旧国名では「いわしろ」の読みを採用し、「岩代」の文字を当てた。

◎原子力発電所の建てられた場所は元々どんな場所だったか
http://togetter.com/li/554887


昔からある地名って、大事…。
本当は、簡単に地名変更などしてはいけないんだろうなぁ。



Category : 福島
Posted by チエ on  | 0 comments 

踊ろう

今月末、10月25、26、27日と
神奈川県藤野旧牧郷小でおこなわれる
ひかり祭りで「脱力乃回」を
させてもらえることになった。
わーい。
27日、昼一の予定。
http://hikarimatsuri.org/





野口整体の活元のように
野口体操の水袋のように
からだの動きがわーっと発露されるような
からだのうちがわのうごきから
そとがわへと、うわーっとエネルギーが
爆発するような
そんな踊りの場を持ちたいと思って
実験をしたりしてきたけれどこんなカタチで
させてもらえるとは、とってもウレシイ。

http://soramoyo.blog43.fc2.com/blog-entry-539.html

てらじんのディジュと
かなえちゃんの太鼓で
今回は「回」ではなく、「脱力乃界」を。
昨日、ミーティングをしてきたが
それぞれにちゃんとこうしたほうがいいと
意見が言い合えてウレシイ。




ひかり祭り、
おだやかな力強さをもった
とてもすてきなお祭りです。

ぜひぜひ遊びにいらしてくださいまし。


************************
「気功」と「踊り」は違うといえば違うけれど
違わないといえば違わない。
「武術」と「踊り」も違うといえば違うけれど
違わないといえば違わない。

型があって、その型を踏襲して
その型をこえて
自由になると。



例えば、レイキとクラニオと愉気と外気功と
名前は違うけれどやっていることは同じだし
人のやることだしな。
違わないな。

気功はみずからに流れる気を通す
レイキは宇宙エネルギーを自分を筒と見立てて通す
愉気は、ぽかんとして手をあてる
クラニオは「ただそばにいる」
とか言ったりするけれど
いや、それ使うことばが違うだけで
やってることおんなじですよね。



からだの養生法はあれもこれも気功だと言えるし
私は、気功の懐の広さや深さが好きだな。
(もちろん、気功やっている人の中にも
あそこの会派とうちの会派は違うんです
って言う人はたくさんいるけれど
みているところが小さいなーと思う)

表面だけ見ていると違うんだけれど
型というか、本質というか
根底に流れるもの
それこそ秘法といわれるような部分は
おんなじじゃないかと思う。


おんなじだといっちゃうと
少々乱暴な気もするけれど
まぁ、私がざっくりしているせいです。

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練馬まちづくり情報誌「こもれび」

練馬のまちづくり情報誌「こもれび」を
作成するための調査隊に参加したのは
まだものすごく暑い8月だったけな。

完成した10月号が先ほど届いた。
今回の特集は「向山」。
豊島園のすぐ南側一帯。

今回参加してはじめて知ったのだけれど
練馬区石神井川沿いの地形は
東京の坂道好きなら間違いなくハマるほどの
おもしろさ。

川が長い時間をかけて土を削り
浸食をくりかえしできたすり鉢状の地形を
「谷戸」というが、石神井川へ流れ込む
水路がたくさんあったこのあたりは
谷戸がたくさん残る。
そして、その水路を暗渠化してできた水路敷も。

調査でこのあたりのことを知ってから
何度かひとりでも歩きにいった。
水路跡は、あたかも水になった心持ちで
流れるように歩くとたのしい。


今回のまちづくり新聞「こもれび」
リンク先からDLして見ることができます。
とてもよくできた情報誌。
イラストがとてもすてきです。
http://nerimachi.jp/projects/enligntenment2.php



kpuyama.png

Category : いつものこと
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日+月+星




奈良の東大寺、転害門近くにある
「日+月+星」を訪ねた。
古墳クッションビルダーの福徳さんと
パートナーみちさんのスペースだ。


古墳クッション、以前
フルコトでみせていただいて
(「日+月+星」はフルコトからすぐ近く)
私も欲しいなぁと思っていたのだが
一昨日、訪ねてますます欲しくなった。
正式に注文をしなければ。
オーダーメイドだと
形と色を指定できる。(多分)






最近、古墳界隈が熱いらしい。
ネットのニュースでも
こんな感じでとりあげられたりしている。
http://nikkan-spa.jp/503686 


お二人のスペースは、ギャラリーというか
宴会場というか、演芸場というか
というカタチで
10月10日にオープンするそうだ。

オープニングイベントもするそうなので
興味のある方はぜひ。
http://sun-moon-star.jp/






この日の奈良は、とてもきれいなひかりでいっぱいだった。

京都にすんでいる時は、
奈良へのアクセスのよいところにすんでいながら
奈良のことを遠く感じていたな。

関西を離れて、東京で暮らしてみてはじめて
ずっとそばにありながら、でも近いからこそ
そのよさに気づかなかったり、忘れてしまっている
そんな場所に、あらためて目を向ける機会をもらっている。






「日+月+星」で、脱力乃回とか
気功合宿みたいなものをしようと話している。
考えるだけで、うっとりと気持ちよくなる。
実現する日が楽しみ。


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聖 -ひじり-



吉田重信さんの個展が京都で開催されると知り
自転車に乗って、伏見区深草へ。

震災後、シャプラニールの活動を通じて
いわきで知り合った現代美術家である重信さん。
最近は、京都でも展示が頻繁に行われている。

会場は、企画工房「卍字楼」。
伏見だし自転車でらくらく行けると思っていたが
住所だけでは見つけられず
家主に電話してなんとかたどり着けた。

夕陽が作品を照らす時間がベスト
と聞いていたのだけれど
迷ったせいで、すっかり日は沈んでしまった。

重信さんの作品は、からだにずしんと響く。
多分、その響きは震災を経たということが大きいように思う。
作品は、見る人の闇やひかりを引き出す。
私自身が、震災に動かされたからこそ
感じることだ。

震災前に知り合って、震災前に作品を見る機会があったなら
ここまでの強い響きは感じられなかったような気がする。

重信さんからも、震災を経たからこそ
何かがあたらしくでてきた
ような気がする。
過去の展示についての冊子も拝見した。
それらを見る限りでは、
この重量感は、かつての作品にはないよね
と思った。
過去には過去、今には今
それぞれその時の作者がいる。

西日に照らされて、
浮き上がるはずの漆の紅は
闇の中で鈍く重い。
西へ向かうかたちの空也上人の足取りも険しい。
それでも、向かう。
また時が経てば、日が差し込む。







漆の紅に向かい合う部屋には
つるりとしたかたちの聖さん。
身を包まれた金箔から顔だけをのぞかせている。
艶やかで、ずっとみていると
てのひらで握りたくなる乳白色。







企画工房「卍字楼」は
東西南北に沿っていて、
建物自体が屋号の卍になっているそうだ。
京都の地形から考えると、
東は琵琶湖あるいは比叡山を、西は天王山にいたる
光の軌道を観測できるらしい。
日を知り、教え伝える場所。

今回の個展タイトルは「聖」。
聖の語源は「日知り」である。
太陽、月、ひかりの軌跡を深く知る人を言う。

そうか。
おもてには出ていないが
そんな意味が隠されているとは。

西に向かう聖は
東の聖にも向き合っている。
東の聖は西に向かう聖を見守っている。
西と東の日知り人にはさまれながら
日知りの家で、私は
だしていただいたお茶とお菓子を口にした。

お時間のある方は、「卍字楼」
お訪ねください。
こんな機会でもなければ
訪れることもできない空間で
しばし、聖に相対したり
はさまれてみてはいかが。
自分のからだの中に、微細な響きを
感じられるかもしれません。

------------------------------------
吉田重信 個展「聖」
会期9月28日~10月27日
am12:00~pm6:00
休廊 水・木曜日と10月5日
tel 075-642-6630
伏見区深草大亀谷町8

住所だけでは絶対たどり着けません。
(この住所をiPhoneのGoogle Mapで見ると
反対方向にあるセブンイレブンが表示されます)

JR奈良線の藤森駅が最寄り駅。
そこからでも歩いて10分ほどかかります。
JR藤森駅から、改札でて左手すぐの細い道を
ビニールハウスの畑を横目にみながら道沿いに歩き
つきあたりで左。
JRの線路を左に見ながら天理教の壁伝いに
まっすぐまっすぐ。
さらにつきあたりで右へ。
坂町を道沿いにのぼっていって
右手にある屋敷です。
小さな看板出てます。

夕方三時から四時ぐらいに訪れるのが
ベストのようです。
闇は闇で、よいと思います。

Category : いつものこと
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