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空模様

Category: 長崎

 物語を紡ぐ

あの時、こうであったらあの日、こうでなかったらこんな出会いにはつながらなかったと驚くほどの、偶然がある。ただの偶然だと思っていたこともそれらをつなぎあわせていくとなんらかの意図がそこに隠されているとしか思えないような物語となる。長崎は、私にとってそんな驚きをもたらしてくれた地である。http://1love.link/walk_slowly/index.htmlこのページは、それまでにブログで書いていたことを抜き出し2年前にまとめたもの...

 長崎 雲仙

私が長崎にいくといったら島で出会った友たちが長崎に集ってくれることになった。そして、みんなで長崎近郊の温泉宿に行こうと選んでくれたのが雲仙だった。長崎と言って浮かんでくる三大悲劇ってキリシタン迫害、原爆投下、雲仙普賢岳噴火じゃないの?ちがう?意図的であるとはいえ、なんというか精神的マゾヒズムを充たす旅だったね、実に。いや、それにしてもこの二日間はことさらに満ちていた。お天気最高だし、あたたかいし。...

 長崎 浦上

ホテル二泊の後は、友人の家に泊めてもらっていた。彼女の家は、大学病院のそばでそこからは歩いて浦上天主堂や原爆資料館にもいけた。浦上は、原爆が落とされた中心地だが禁教時代においても受難の地であった。(浦上の)村民は徳川幕府の時代から明治にかけて切支丹であることを四度発見され、その都度、迫害をうけている。にもかかわらず、彼等は表面、屈するように見せながらその信仰を遂に捨てなかった。その意味で浦上は受難...

 長崎 外海其の三

遠藤周作文学館裏手から傾斜をくだり、ちいさな漁港をぬけふたたびのぼって、出津教会へと向かう。ド・ロ神父はフランス人宣教師。1865年の「大浦天主堂での信徒発見」で知られるプチジャン神父と共に1868年に布教のため来日。ド・ロ神父は、キリスト教の布教活動のみならず建築や土木、医療、教育など様々な産業や文化を外海の人々へ教え地域の社会福祉に大きく貢献した司祭として広く知られている。この出津教会もド・ロ神父の設計...

 長崎 外海其の二

黒崎教会前の停留所からバスにのり、文学館前まで。思ったよりも距離もあったしなによりバスに乗っていてもかすかな重力を感じる勾配だった。歩かなくて正解だと思うほど。バス停からすぐのところにまずは「道の駅夕陽が丘そとめ」。そして少し下がったところに、遠藤周作文学館。そこから角力灘の海を望んだ時、ひとりでに「ああ」とことばにならない溜息が漏れた。あの場にたとえ誰かと一緒にいたとしても単純に「きれいだねー」...