Welcome to my blog

空模様

Category: 映画

 沈黙 -サイレンス-

これほど何度も読んだ小説はないので、もう勝手に脳内で私の創作映像ができあがっていてスクリーンに目をやっても、映画を見ている感覚が薄いなということを感じながらの三時間だった。小説がすごすぎるのと、私の思い入れがあるので仕方がないこと。とはいえ、やはりスコセッシ監督でなければ撮れない映画だと思う。すさまじい映画だった。この小説は、日本人である自分がキリスト教徒として生きていくこと、遠藤周作のその葛藤の...

 君の名は。

ひとの目にうつるものに、「名前」がつけられること。そして、その「名前」になってゆくこと。でも、名前をつけられる前からあること。「お前は誰か」と「私」に問うのはいったい誰なのだろう。意識と記憶と名前と、時空。ここはなんだかよく知っている、でも初めてきたのに。そう感じる地や瞬間のその感じ。(私にとって、長崎や東京がそうだ)ここにいたんじゃないだろうか、でもそれはいつのことなんだろう。あなたはかつて、愛...

 リリーのすべて

実話をもとにした映画。でも、事実とは少し異なる。主演のふたりがとくにすばらしい。またまわりのキャストもひとりひとりについて言及したいほど。ひとときも目が離せず、涙がぼろぼろとあふれた。映画についての批評を観賞後見たが、事実がどうであれ、私にはいいかな。映画をこれからみるという人のために多くは書かないでおくが、合点がいかない点もある。なにもかもがただただ美しい。この世界は美しいのだとあらためて思う。...

 あん

ハンセンびょう【ハンセン病】〔Hansen=人名〕癩(ライ)菌の侵入によっておこる慢性の感染症。皮膚に斑紋や結節が生じたり脱毛が見られたりする。感染力は弱く、治療が可能。(中略)〔癩病の改称〕★6月22日は「らい予防法による被害者の名誉回復及び追悼の日」— 新明解国語辞典 bot (@shinmeikai_bot) 2015, 6月 22今日は、「らい予防法による被害者の名誉回復及び追悼の日」だったそうだ。ここ何年か、ハンセン病に関...

 マンデラ 自由への長い道

「マンデラ 自由への長い道」を公開初日に見に行く。映画の初公開は2013年11月28日 。ネルソン・マンデラは12月5日にこの世を去りこの映画は奇しくも追悼映画となった。「アパルトヘイト」ということばを知ったのは小学校の授業だったのか、中学校だったのか。南アフリカでは人種差別が行われているということは、とにかく学校で教えられるのだけれど「人種差別」って、具体的にどういうことなのか案外、ピンときてなかったと最近...